3月10日 第120回「カーボンニュートラルに向けたモビリティの動向とそれに伴う熱マネジメント」
軽金属学会創立70周年記念事業 第120回シンポジウム開催期間
開催期間 | 2022年3月10日(木)12:55~17:00 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | 2015年12月に開催されたCOP21において採択された温室効果ガス排出削減等 のための新たな国際枠組み「パリ協定」は,その後各国において削減目標と 長期戦略を掲げ,2021年4月現在 125か国・1地域が2050年までにカーボン ニュートラルを実現することを表明しました。日本においても,「遅くとも 2035年までに,乗用車新車販売で電動車100%を実現できるような包括的な 措置を講じる」という目標を掲げています。このような背景において,自動車 会社がどのような策でこの長期的な目標に対応していこうとしているのか, また,それを下支えする自動車関連の熱マネジメント技術の最新動向を本シン ポジウムでご紹介いただきます。 |
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詳細 | プログラム(敬称略): 12:55 開会の挨拶 13:00~14:00 1. カーボンニュートラルに向けたモビリティの動向と日産自動車の取り組み 日産自動車株式会社 林 孝雄 2050年カーボンニュートラルに向け自動車メーカー各社が電動化に注力して おり,その重要課題である軽量化,パワートレーンの効率向上,製造時CO2 削減のための材料技術開発の動向について述べる。 14:00~15:00 2. カーボンニュートラルに向けたモビリティの動向と材料技術 本田技研工業株式会社 豊田 裕介 各国政府と企業が意欲的な環境目標を提示する中でモビリティの電動化が 加速している。その動向を踏まえ,カーボンニュートラル達成に向けた 材料技術の方向性と課題について述べる。 15:10~16:00 3. モビリティの熱マネジメントを支える熱交換器の製造技術動向 日本軽金属株式会社 堀 久司 ダイカスト部材を利用した液冷製品に有効な接合技術であるFSW技術と その適用事例を紹介する。また,Al/Cu異種金属による熱性能改善および 多結管や微細フィン加工を活用した熱交換器の事例も合わせて紹介をする。 16:00~16:50 4. 電動車パワーモジュール用アルミ冷却器の接合技術 昭和電工株式会社 南 和彦 電動車の熱マネジメントの中でパワーモジュール用アルミ冷却器は重要な 部材の一つである。本報告ではパワーモジュールの熱抵抗を低減するために、 部材同士を面で接合するろう付技術について紹介する。 16:50~17:00 閉会の挨拶 (世話人:㈱本田技術研究所 谷畑昭人,昭和電工㈱ 青谷 繁 ㈱神戸製鋼所 増田哲也,ヤマハモーターエレクトロニクス㈱ 橘内 透) |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | |
協賛 | 日本アルミニウム協会、日本マグネシウム協会、日本チタン協会、日本金属学会、日本鉄鋼協会、日本材料学会、日本機械学会、日本塑性加工学会、日本鍛造協会、日本鋳造工学会、日本顕微鏡学会、軽金属製品協会、軽金属溶接協会、資源・素材学会、自動車技術会、日本ダイカスト協会、溶接学会、粉体粉末冶金協会、日本航空宇宙学会、日本複合材料学会(依頼中) |
会場 | Zoomを利用したオンライン講演 |
参加費 | 正会員(個人会員)2,000円 維持会員・協賛学協会員3,000円 学生会員500円 非会員4,000円 学生非会員1,000円 |
定員 | 100名 参加申込締切:3月4日(金)※テキストを事前送付します |