押出加工中の溶着制御技術検討研究部会
部会名称
押出加工中の溶着制御技術検討研究部会
部会長
日本大学理工学部 星野倫彦
研究の要旨
アルミニウム合金押出形材に対する断面形状複雑化の要望に対してホローダイスを適切に設計しなければならないが,チャンバー内で流動を制御する技術が十分ではない。特に溶着部の欠陥を予測し制御することが必要であるが,生産現場での試行錯誤に頼っている部分がある。また,押出合金の6000系だけでなく7000系合金に対しては基礎的データが不十分だと思われる。そこで,6063合金でポートやチャンバー形状が溶着状態に与える影響を分析するとともに,7003や7N01合金での溶着不良となる流動状態の調査を行う。明らかとなった溶着制御技術は,スクラップを素材とするリサイクル押出にも適用することも試みる。
活動内容
(1) 6063アルミニウム合金押出材の溶着不良の分析(2) 7003および7N01アルミニウム合金の溶着状態の基礎実験
(3)アルミニウム合金のリサイクル押出実験
(4)上記押出実験の数値シミュレーション
活動報告
参加メンバー
- 大学・公立研究開発法人関係者,アルミニウム押出メーカー
研究期間
4年間
開設年月
2024年4月
運営費
参加企業1社あたり年会費10万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料
ただし,軽金属学会会員になることを要す
問合・申込先
長岡技術科学大学工学部 機械系 材料システム講座 本間 智之
TEL:0258-47-9760
FAX:0258-47-9770
E-mail:thomma★mech.nagaokaut.ac.jp(送信の際は★を@に)