押出材組織に起因する欠陥検討部会
部会名称
押出材組織に起因する欠陥検討部会
部会長
日本大学理工学部 星野倫彦
研究の要旨
押出組織制御研究部会(2015~2018年度)でアルミニウム7000系合金の押出材各部の組織予測を可能とする手法が提案され、7003合金および6063合金の押出製品に対して適用した結果が検討された。新設の部会では、組織の違いにより生じる表面欠陥、機械的特性のばらつきに対して押出加工条件や工具形状で改善が図れるか否かの議論に用いることができる数値シミュレーションの開発を進める。用いる組織予測式の開発には、各種アルミニウム合金の組織変化の特性を把握する必要があるので、組織分析の実験も並行して進める。
活 動 内 容
(1)押出材組織の不均一が引き起こす欠陥の分析
(2)押出材組織予測を各種アルミニウム合金で行う。
(3)押出材組織を均一にする押出加工条件、工具形状の検討
(4)押出加工中の被加工材と工具表面との摩擦および熱伝達の観察
(5)押出材組織の偏析のメカニズムの観察
活動内容
(1)接着性に及ぼす各種表面状態の比較、結果整理、メカニズム解析(寄与度)・展伸材、ダイカスト、鉄、樹脂 ・各種表面状態
(2)劣化を模擬する試験条件の検討と標準化
・(海外含め)技術調査、追試と優劣検証、部会標準試験条件の選定
(3)耐久性劣化メカニズムの解析
(4)劣化予測技術などへ発展させるための課題整理
※接着剤及び接着技術に関しては日本接着学会と協働で、材料の基礎評価は素材メーカー、解析・評価は大学、公的機関、自動車メーカーを基本とし、総合力を生かした推進を図っていく。
活動報告
- 研究部会
- 第14回部会
2023/12/1(金)13:30~15:30
Web開催 - 第13回部会
2023/7/28(金)15:30~17:00
Web開催 - 第12回部会
2023/3/1(水)14:00~16:30
Web開催 - 第11回部会
2022/11/2(水)14:00~16:30
Web開催 - 第10回部会
2022/7/4(月)10:00~11:45
Web開催 - 第9回部会
2022/1/26(水)14:00~16:30
Web開催 - 第8回部会
2021/11/5(金)13:30~15:30
Web開催 - 第7回部会
2021/3/3(水)14:00~16:00
Web開催 - 第6回部会
2020/12/16(水)10:00~12:00
Web開催 - 第5回部会
2020/9/7or9/9
Web開催(分散開催) - 第4回部会
2020/3/10(火)14:00~16:30 - 第3回部会
2020/1/24(金)14:00~16:30 - 第2回部会
2019/10/2(水)14:00~
日本アルミニウム協会会議室 - 第1回部会
2019/6/20(木)14:00~
日本アルミニウム協会第2会議室
参加メンバー
- 大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者、アルミニウムメーカー
研究期間
4年間
開設年月
平成31年4月
運営費
参加企業1社あたり年会費10万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料
ただし,軽金属学会会員(年会費8,000円)になることを要す
問合・申込先
日本大学理工学部機械工学科 教授 星野倫彦
TEL:03-3259-0735
FAX:03-3293-8254
E-mail:hoshino★mech.cst.nihon-u.ac.jp(送信の際は★を@に)