アルミニウム屑の合金判別研究部会
部会名称
アルミニウム屑の合金判別研究部会
部会長
日本軽金属株式会社 白井 孝太
研究の要旨
アルミニウムは新地金製造時のCO2排出量が非常に多いことから,スクラップを溶解し再生するリサイクルが非常に重要となっている。スクラップ利用でもっとも問題となるのはアルミニウム以外の金属の混入やアルミニウム合金が混合されることによる不純物元素の増加であり,それを抑制するためにはスクラップ(固相状態)で適切な選別を行うことが必要である。アルミニウム合金種ごとに選別するためには,それぞれの合金種の差異を何らかの手法で捉える必要があるが,選別に必要な特性/特徴の整理は十分とは言えない。そこで本研究部会では合金判別のための基礎データを構築し,選別技術発展の礎を築くことを目的に活動を実施する。
活動内容
(1)過去の取り組みを文献等から調査し,合金判別手法を整理する。(2)合金判別に資する各種データを取得し,整備する。
(3)選別技術やリサイクルに関する情報交換を行う。
活動報告
参加メンバー
- 軽圧メーカー,大学・公立研究開発法人関係者,リサイクラー,二次合金メーカー
研究期間
4年間
開設年月
2024年4月
運営費
参加企業1社あたり年会費10万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料
ただし,軽金属学会会員になることを要す
問合・申込先
日本軽金属株式会社 グループ技術センター 白井 孝太
TEL:054-385-4349
FAX:054-385-3009
E-mail: kota-shirai★nikkeikin.co.jp(送信の際は★を@に)