アルミニウム溶解工程におけるMg, Fe低減技術研究部会
部会名称
アルミニウム溶解工程におけるMg, Fe低減技術研究部会
部会長
富山大学 加藤 謙吾
研究の要旨
将来的なCNへの対応として市中スクラップの更なる利用要求が高まっているが,市中スクラップを溶解したアルミニウム溶湯中ではMgやFe成分値が増加し,これに伴い製品の品質低下が懸念される。本研究部会では,アルミニウム溶解工程におけるMgとFeを除去する技術として,酸化物によるMgの除去と, B化によるFeの除去についてフラックスの有効利用法も含め,基礎的な検討と生産現場へ実装可能なプロセスを検討する。
活動内容
(1)アルミニウム溶湯中の脱Mg,脱Feの理論的,実験的検討(2)フラックスを用いた脱Mg処理および脱Fe処理の効率向上検討
(3)脱Mg,脱Fe処理を行ったアルミニウム溶湯とドロスの性状調査
(4)生産現場への実装プロセス提案
活動報告
参加メンバー
- 大学・公立研究開発法人関係者,公設試験研究機関の関係者,アルミニウム産業関係者
研究期間
4年間
開設年月
2024年6月
運営費
参加企業1社あたり年会費20万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料
ただし,軽金属学会会員になることを要す
問合・申込先
株式会社UACJ マーケティング・技術本部 R&Dセンター 第二研究部 鋳造研究室 久保 貴司
TEL:052-651-2109
FAX:052-651-8117
E-mail: kubo-takashi★uacj.co.jp(送信の際は★を@に)