アルミニウム溶湯による耐火物の損傷プロセス研究部会
部会名称
アルミニウム溶湯による耐火物の損傷プロセス研究部会
部会長
千葉工業大学 田村 洋介
研究の要旨
健全なアルミニウム合金鋳塊・鋳物を製造するための課題として,「耐火物損傷に起因するアルミニウム溶湯の汚染問題」が挙げられる.耐火物の損傷は,「耐火物への溶融アルミニウムの浸透」→「アルミニウム/耐火物の反応」→「硬質複合酸化物生成」の過程を経る連続した現象であるゆえに,汚染を含むこれら一連の損傷プロセスを包括的に調査・検討することで,耐火物・溶湯品質の改善に繋がる新しい知見が得られると確信する.損傷プロセスの進行は,アルミニウム溶湯側の成分や耐火物種等に依存するため,損傷の特徴を分類し,データベース化することも必須である。
活動内容
部会の活動は共同研究として
- アルミニウム溶湯による耐火物の汚染と損傷に関する理解(情報収集)
- 耐火物変質層の観察と分析による浸透・反応過程の解明
- 耐火物の損傷と溶湯汚染を引き起こす硬質複合酸化物の生成挙動とキャラクタリゼーション
- アルミニウム合金成分・耐火物種による損傷の分類とデータベース化
活動報告
- 第10回部会
2022/3/15(⽔)15:00〜16:30
Web開催 - 第9回部会
2020/9/15(⽔)15:00〜16:30
Web開催 - 第8回部会
2020/3/9(火)14:30~16:30
Web開催 - 第7回部会
2020/11/17(火)14:30~16:30
Web開催 - 第6回部会
2020/1/24(金)14:30~16:30
日本アルミニウム協会 - 第5回部会
2019/9/10(火)14:30~16:30
日本アルミニウム協会 - 第4回部会
2019/4/23(火) 14:30~16:30
日本アルミニウム協会 - 第3回部会
平成31年1月22日(火)
14:30~16:30 - 第2回部会
平成30年9月11日(火)
14:30~16:30 - 第1回部会
平成30年4月17日(火)
15:00~17:00
参加メンバー
- 大学・旧国立研究機関(含独立法人)関係者
- アルミニウムメーカーおよびユーザー
- 耐火物メーカー等
研究期間
4年間
開設年月
平成30年4月
運営費
参加企業1社あたり年会費 5万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料。
ただし,軽金属学会会員(年会費8,000円)になることを要す。
問合・申込先
千葉工業大学 工学部 先端材料工学科 田村洋介
〒275–0016 千葉県習志野市津田沼 2–17–1
Tel: 047‐478‐0276
Fax: 同上
E-mail: yosuke.tamura@p.chibakoudai.jp