アルミニウム産業に関する工学的かつ経済学的な計量計算先行研究部会
部会名称
アルミニウム産業に関する工学的かつ経済学的な計量計算先行研究部会
部会長
東京工業大学 物質理工学院 特任教授 熊井 真次
研究の要旨
・アルミニウム産業については,次のような工学および経済学の両方に跨る課題の計量化が遅れている。
(例)①アルミニウムのマテリアル・フロー分析
②アルミニウムのカーボンフットプリントの計量化(例:アルミニウム材の種類毎の製造に係るCO2排出量)
③アルミニウムのグリーン性能の計量化(例:自動車、家電等にアルミニウムを使用した場合のCO2削減効果)等
・脱炭素社会の構築に向けて、アルミニウムの軽量性、リサイクル性、伝導性等を訴求していく上で、工学的かつ経済学的に検証されたアルミニウムの特質に関する数値の確立は不可欠である。
・この先行部会では、アルミニウム産業において計量化が必要とされる分野を選定し、計量化の方法論の確立を目指す。
活動内容
(1)計量化対象の分野は、アルミニウムの特質を数値により訴求する上で波及効果が大きい分野として、要旨に掲げた3分野としている。(2)分野毎に、工学的かつ経済学的な計量計算を行う方法論(計算方法、物理定数、必要となるデータ、計算の継続的な実施方法)を確立する。
(3)先行研究部会では、確立した方法論に基づき、初回の計算の試行を行い、検討課題を明確にしたうえで、研究部会につなぐ。
活動報告
活動報告 マテリアルフロー分科会
活動報告 アルミのCO2負荷分科会
活動報告 アルミ使用によるCO2削減効果分科会
参加メンバー
- 大学・旧国立研究機関(含独立法人)関係者,アルミ製造業およびアルミを使用する企業
研究期間
2年間
開設年月
令和5年4月(令和6年4月から、第2期目に着手)
問合・申込先
部会幹事 田端 祥久
Tel: 070-8710-1933 Fax: 03-6404-0789
E-mail: wanshiruyi2004★gmail.com(送信の際は★を@に)