多機能性材料研究部会
部会名称
多機能性材料研究部会
部会長
名古屋大学 小橋 眞
研究の要旨
アルミニウムの特徴を活かし、多機能性材料としての可能性を拡大するために、ミクロ内部形状の最適化による高性能化・高機能化を検討する。例えば、ポーラス材料の気孔の形態制御や複合材料の第2相の形態制御による多機能化を検討する。年に3回程度の研究会を開催する。形状最適化事例は、専門家によるセミナー等により情報収集を行う。最適形状の実現に適した製造プロセスを固相法、液相法、粉末積層造形法など多彩な手法から検討し、試作・特性評価を実施する。これにより、超軽量材料、熱マネジメント材料(断熱、放熱、蓄熱、熱交換、熱輸送)など今後の成長が期待される分野でのアルミニウムの利用拡大を目指す。
活動内容
- 軽量化、熱マネジメント等機能性材料に関するニーズと課題を調査する。
- 複合化・ポーラス化等による課題解決を検討する。
- 課題可決のための複合材料・ポーラス材料の最適な内部ミクロ形状を検討する(形状最適化の専門家によるセミナー開催等)。
- 様々な手法(液相法、固相法、粉末積層造形法など)によるサンプル作製を検討する。
- 作製したサンプルの特性を評価する。
- ミクロな内部形状制御による新しい価値をもったアルミニウム製品創出のロードマップを検討する。
活動報告
- 第13回部会 第9回ポーラス材料研究討論会・
「多機能性材料研究部会」研究討論会
平成31年3月1日(金)13:00~17:00
早稲田大学各務記念材料技術研究所 講演室 - 第12回部会
平成30年12月3日(月)14:00~17:00
名古屋大学東京オフィス - 【開催日時場所 変更】
第11回部会
平成30年9月14日(金)
14:30~17:00 - 第10回部会
- 第9回部会
- 第8回部会
- 第7回部会
- 第6回部会
- 第5回部会
- 第4回部会
- 第3回部会
- 第2回部会
- 第1回部会
参加メンバー
- 大学・旧国立研究機関(含独立法人)関係者
- 企業
研究期間
4年間
開設年月
平成27年4月
運営費
参加企業1社あたり年会費5万円
※大学・旧国立研究機関(含独立行政法人)関係者の参加費は無料。
ただし,軽金属学会会員(年会費8,000円)になることを要す。
問合・申込先
名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻
小橋 眞
名古屋市千種区不老町1
Tel: 052–789–3356
Fax: :052–789–5348
E-mail: kobashi@numse.nagoya-u.ac.jp