3月17日 第121回シンポジウム「飲料用缶の現状と将来」
開催期間
開催期間 | 2022年3月17日(木)10:00~16:05 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | ビールやソフトドリンク等の飲料用容器としてのオールアルミニウム缶は1971年に初めて市場に登場し,すでに50 年近い歴史がある。飲料用容器としては古い歴史を持つガラス瓶から始まり,スチール缶が1955年,アルミ缶に続いて1982年にはPET ボトルが上市されて混戦状態となっています。アルミ缶はDI(Drawing & Ironing)成形によって作られ,その技術開発は容器の軽量化に止まらず,PETボトルに対抗してリシール機能を有する容器も普及しています。同時に,容器包装廃棄物を資源として再生利用するために「容器包装リサイクル法」の2000年の施行以降,消費者レベルの分別廃棄から地方自治体の回収,事業者の再商品化に至る役割分担にて環境保護に寄与してきました。一方で,海外への輸出による資源流出という側面もあり,国内資源保護との両立も求められています。 本シンポジウムでは,上記に関する講演のほか,総合討論を通じて普段疑問に思っていることを講師の先生方におたずねいただくこともできますので,多数の方にご参加いただきますようご案内申し上げます。 |
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詳細 | プログラム(敬称略): 10:00~10:05 開会の挨拶 世話人 10:05~11:05 1. 飲料容器用金属缶の変遷と最近の動向 東洋製罐株式会社 高橋 成也 金属缶の種類・歴史・特性,最近のアルミ缶を主体にした技術動向を報告する。 11:05~12:05 2. 飲料用アルミニウム缶材の材料技術 株式会社神戸製鋼所 井上 祐志 飲料用アルミニウム缶材について、要求性能とそれに対応する材料技術、および最近の研究事例を紹介する。 13:05~14:05 3. 飲料容器用金属キャップの変遷と最近の動向 日本クロージャ―株式会社 市村 克仁 創業から80年余りを経て,王冠にはじまり金属キャップ,プラスチックキャップと多種にわたる製品を製造・販売してきたメーカーの立場から,飲料容器用金属キャップの変遷と製品群をとりまく環境について紹介する。 14:05~15:05 4. アルミ飲料缶のリサイクルの現状と今後の課題 アルミ缶リサイクル協会 保谷 敬三 アルミ飲料缶のリサイクルの現状を紹介し,海外への輸出を含めた国内資源循環の在り方と今後の課題について報告する。 15:20~16:00 総合討論 世話人・講師全員 16:00~16:05 閉会の挨拶 世話人 (世話人:昭和電工株式会社 青谷 繁,株式会社神戸製鋼所 増田 哲也,東京都立産業技術高等専門学校 長谷川 収) |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | 公益財団法人軽金属奨学会 |
協賛 | 日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,資源・素材学会,日本顕微鏡学会,粉体粉末冶金協会,日本鍛造協会,精密工学会,日本金属プレス工業協会,型技術協会,日本鍛圧機械工業会(依頼中) |
会場 | Webexミーティングによるオンライン |
参加費 | 正会員(個人会員)10,000円 維持会員・協賛学協会員15,000円 学生会員1,000円 非会員20,000円 学生非会員6,000円 |
定員 | 100名 参加申込締切:3月10日(木) |