第111回シンポジウム「アルミニウム溶湯処理・溶湯品質評価分析」
開催期間
開催期間 | 令和元年6月14日(金) 10:00~17:05 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | あらゆる金属製品を製造するうえで,溶解・鋳造は欠かせない工程であり,製品の品質にも大きく影響します。アルミニウム合金の製造工程では,アルミニウム溶湯中の介在物や溶解ガスを除去する処理と品質評価は広く行われています。近年は自動車のEV化などでアルミニウム製品も軽量化・薄肉化が求められており,溶湯品質をより高める技術がますます必要とされています。本会では,2005年に第76回シンポジウム「最近のアルミニウムの溶湯処理技術」を開催しましたが,その当時に比べて研究成果及び技術開発が進歩したと考えられます。そこで本シンポジウムでは,近年の溶湯処理技術や介在物評価技術について技術者,研究者の方々に解説いただきます。ぜひ多数の方々のご参加をいただきますようご案内申し上げます。 |
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詳細 | プログラム 10:00 開会の挨拶 10:05~11:05 1. 溶湯処理技術,品質評価技術の概要 株式会社UACJ 久保 貴司 11:05~12:05 2. カーナライト(KCl-MgCl2)系顆粒状フラックスおよび炉内回転式溶湯処理装置 株式会社パイロテック・ジャパン 熊野 雄介 環境に優しいカーナライト系顆粒状フラックスの日本での使用例の説明。さらに炉内回転式溶湯処理装置を併用した実績紹介。 12:05~13:05 昼 食 13:05~14:05 3. アルミニウム脱ガス装置内気泡分裂挙動の解明 東北大学 山本 卓也 アルミニウムの回転脱ガス装置における気泡微細化メカニズムを解明するため,実験とシミュレーション結果を概説する。 14:05~15:05 4. PoDFAでの画像解析による介在物ごとの自動半定量分析とその他評価法との比較 日本軽金属株式会社 織田 和宏 PoDFAサンプル中の晶出相を抽出せず各介在物別の抽出が可能な画像解析法の紹介とLiMCA,Kモールドとの比較。 15:05~15:20 休 憩 15:20~16:20 5. 溶融アルミニウム中の水素濃度測定 株式会社TYK 大島 智子 溶融アルミニウム中に溶解した水素量を測定する方法の紹介と直接測定する水素センサNOTORPの測定事例を紹介。 16:20~16:30 休 憩 16:30~17:00 パネルディスカッション 講師全員 17:00~17:05 閉会の挨拶 |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | 公益財団法人軽金属奨学会 |
協賛 | 日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,資源・素材学会,自動車技術会,日本ダイカスト協会,溶接学会,粉体粉末冶金協会,表面技術協会(予定) |
会場 | 千葉工業大学津田沼キャンパス 5号館6階 大会議室 JR総武線 津田沼駅 駅前(南口)徒歩1分 |
参加費 | 正会員 10,000円 維持・協賛学協会員15,000円 学生会員1,000円 非会員25,000円 学生非会員6,000円 |
定員 | 100名 |