12月21日 第125回シンポジウム「カーボンニュートラルに向けたアルミニウム溶解工程の効率化」
開催期間
開催期間 | 2022年12月21日(水)10:00~16:30 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | サステナブルな社会を目指す動きは近年さらに加速し,カーボンニュートラル・脱炭素などの課題は,軽金属に係る業界にとって非常に重要な課題となっています。特に,その生まれから高いカーボンフットプリントを持つアルミニウムおよびアルミニウム合金製品においては,その低減は極めて重要です。このシンポジウムは、サプライチェーンのCO2排出量のうちのScope1,すなわち,自社内の燃料の燃焼により排出するCO2の削減について,特に溶解工程の効率化を主体に検討することを目的としています。そのため,当シンポジウムは,特に炉メーカーや溶解設備メーカーからの講演を中心に構成し,一部,Scope2(電力会社等から供給される電気・熱などを創る時の排出)に関する講演も準備しました。今回のシンポジウムは,より生産技術的な内容になっており,軽圧メーカーの方はもちろんのこと,中小の鋳物・ダイカストメーカーの溶解関係者も対象としています。是非とも,関係する技術者や開発者の交流の場として,また,来るべきサステナブル社会へのヒントを得る場としてご活用ください。 |
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詳細 | プログラム(敬称略) 10:00~10:05 開会の挨拶 企画委員会 10:05~10:55 1. アルミニウム業界が目指すカーボンニュートラルへの道筋 一般社団法人日本アルミニウム協会 加納 幸彦 日本アルミニウム協会がこれまで取り組んできた温暖化対策に加え,2020年10月に政府が示した「2050年カーボンニュートラル」を受けて2022年1月に策定した「アルミニウム圧延業界の2050年カーボンニュートラルに向けたビジョン」について紹介する 11:05~11:55 2. カーボンニュートラルに向けた変革 ロザイ工業株式会社 舟瀬 健治 溶解工程におけるカーボンニュートラルの実現を目的とした,既存技術による溶解炉のエネルギー削減と未来のカーボンニュートラル技術の展望 13:00~13:50 3. カーボンニュートラルへの取組み 株式会社宮本工業所 松井 仁嗣 省エネ技術の説明と事例紹介,電化と省電力化の事例,およびアルミ溶解炉への水素バーナ運用/炉性能,溶湯品質の結果などを解説する 14:00~14:50 4. アルミニウム小型連続溶解炉の効率化 三建産業株式会社 馬壁 亮 オール電化のアルミ溶解保持炉とハイブリッド溶解保持炉のプレゼンテーション 15:00~15:50 5.アンモニアを燃料とする発電技術によるカーボンニュートラル化の取組み 株式会社IHI 藤森 俊郎 水素やアンモニアを燃料とした電力のカーボンニュートラル化に向けた,技術実証の状況と燃焼技術だけではなくサプライチェーン構築・燃料グリーン化へ向けた課題を示す 16:00~16:20 全体の質疑応答 全員 16:20~16:30 閉会の挨拶 企画委員会 (世話人:日本軽金属株式会社 鈴木 雄詞,株式会社TYK 大島 智子, ヤマハモーターエレクトロニクス株式会社 橘内 透) |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | 公益財団法人軽金属奨学会 |
協賛 | 日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鍛造協会,日本鋳造工学会,日本顕微鏡学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,資源・素材学会,自動車技術会,日本ダイカスト協会,溶接学会,粉体粉末冶金協会,日本航空宇宙学会,日本複合材料学会,日本工業炉協会(依頼中) |
会場 | Webexミーティングによるオンライン開催 |
参加費 | 正会員10,000円,維持・協賛学協会員15,000円,学生会員・協賛学協会学生会員1,000円,非会員20,000円,学生非会員6,000円 |
定員 | 100名(参加申込締切:12月14日(水) |