一般社団法人 軽金属学会

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第107回シンポジウム 「自動車用電動パワートレインの将来展望とそれを支える軽金属技術」


開催期間

開催期間 平成30年6月8日(金) 10:00~17:20

※参加申し込み期間は終了しました

概要

概要2015年パリ協定の採択以降,地球温暖化防止にむけた動きがあらゆる分野で国際的に加速しています。特に自動車を取り巻く環境はめまぐるしく変化しており,英仏をはじめとする欧州諸国のガソリン車ディーゼル車の販売禁止に加え,中国のNEV法,インドやタイ,インドネシアの電動車普及政策など,先進国のみならず新興国にも急速に電動化加速の動きが広がっています。そこで本シンポジウムでは,世界の自動車メーカー各社が電動化シフトを表明している中,今最も力をいれる電動車(EV,FCV,PHEV,HEV)のパワートレインに焦点をあて,最新の開発動向や将来展望とそれを支える軽金属関連技術について解説いただきます。電動車の未来を握る各社第一線のキーパーソンから生の声を聴ける機会です。多数の方にご参加いただきますようご案内申し上げます。また、正会員(個人)の特典として正会員参加費を新たに設定いたしました。この機会に正会員への入会(入会金なし 年会費8,000円)をご検討ください。

※参加費の振込方法(銀行振込または郵便振替、請求書発行の要不要)は申込画面で指定してください。
※振込先等の詳細は参加申込受付メールでご案内します。
詳細プログラム
10:00 開会の挨拶

10:05~10:55
1.日産の電動パワートレイン戦略
   日産自動車株式会社 小野山 泰一 
 ゼロエミッションと新電動パワートレイン:e-POWERを柱とする日産の電動パワートレイン戦略を概説

10:55~11:45
2.ホンダの燃料電池自動車開発と水素社会に向けて
   株式会社本田技術研究所 齊藤 信広 
 大気汚染、地球温暖化、エネルギー問題を解決しうる燃料電池自動車と将来の水素社会にむけたホンダの取り組みについて説明

11:45~12:45 昼食

12:45~13:35
3.トヨタのFCV開発から見たチタンとそのコモンメタル化への期待
   トヨタ自動車株式会社 高橋 和彦 
 燃料電池車MIRAIでのチタン採用のメリットと、環境車展開によるチタンのコモンメタル化へのパラダイムシフトを概説
13:35~14:25
4.環境車両対応熱交換器の適用技術と展望
   株式会社デンソー 佐藤 英明 
 環境車両に搭載されているエアコンシステム・電気部品冷却用の熱交換器の製品技術と展望を解説

14:25~14:40 休憩

14:40~15:30
5.自動車用配線材へのアルミニウムの適用の経緯と現状、および将来展望
   株式会社オートネットワーク技術研究所 大塚 保之
 近年、適用拡大している自動車用アルミニウム配線材について、その開発経緯と今後の展望につき解説

15:30~16:20
6.Hondaの電動化への取り組みにおける車体骨格部品への新鋳造技術適用事例
   ホンダエンジニアリング株式会社 善家 直哉 
 PT電動化に向けて、車体骨格部品の軽量化と安全性の両立を目的に新型NSXに量産適用されたアブレーションキャスティング技術について紹介

16:20~16:35 休憩

16:35~17:15
パネルディスカッション「電動パワートレインの将来展望、軽金属技術ニーズと課題」
   世話人・講師全員

17:15~17:20 閉会の挨拶

(世話人:㈱ヤマハモーターエレクトロニクス 橘内 透、 日産自動車㈱ 板倉浩二、東北大学 上田恭介、日本大学 星野 倫彦、ホンダエンジニアリング㈱ 熊谷 祐二、㈱本田技術研究所 谷畑 昭人)
主催一般社団法人軽金属学会
後援公益財団法人軽金属奨学会
協賛日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,自動車技術会,日本ダイカスト協会,溶接学会,粉体粉末冶金協会,日本顕微鏡学会,資源・素材学会(依頼中)
会場日本大学理工学部駿河台キャンパス
※10:00~12:30 8号館4階 842教室
 12:30~17:20 8号館2階 821教室
交通:JR 中央・総武線「御茶ノ水」駅,東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 下車徒歩3分,東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 下車徒歩5分
参加費正会員 10,000円 維持・協賛学協会員15,000円 学生会員1,000円 非会員25,000円 学生非会員6,000円
定員100名
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