3月27日(月) 第127回シンポジウム「軽金属材料の高強度化の最前線」
開催期間
開催期間 | 2023年3月27日(月)10:20~16:55 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | 持続可能で豊かな社会の実現のためには,材料の製造から消費,リサイクルにわたる工程全体での環境負荷低減が求められています。軽金属材料の高強度化は,輸送機器その他への応用を通じて, 環境負荷低減を実現するための一つの重要な手段であり,高強度化の手法について,近年様々な新しいアプローチが試みられています。本シンポジウムでは,アルミニウム合金,マグネシウム合金,チタン合金を対象として,高強度化に関する合金設計・プロセス技術,高強度合金の実用的な機械的特性,高強度化機構などに関する最新の研究成果に関して解説していただきます。軽金属材料の高強度化や高強度材料の利用に関して興味のある,多数の方々のご参加をお待ちしています。 |
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詳細 | プログラム(敬称略): 10:20~10:25 開会の挨拶 企画委員会委員長 増田 勝昭 10:25~11:15 1. アルミニウム合金の高強度化 横浜国立大学 廣澤 渉一 時効析出、巨大ひずみ加工によるアルミニウム合金の高強度化ならびに実用部材として適用するための方策に関するトピックスをご紹介する。 11:20~12:10 2. マグネシウム合金の高強度化 物質・材料研究機構 染川 英俊 実用合金からLPSO合金に至る多様なマグネシウム合金の強度特性に及ぼすプロセスの影響について最新の研究動向を紹介する。 12:10~13:10 休憩 13:10~14:00 3. チタン合金の高強度化 香川大学 松本 洋明 工業用(α+β)型合金における高強度化手法について合金設計およびプロセス・組織制御のアプローチから紹介し,今後,強度‐延性‐靱性バランスを高度化するための方針・展開について議論する。 14:05~14:55 4. 金属材料の高強度化と高延性の確保 京都大学 辻 伸泰 鉄鋼材料も含めた金属材料全般の高強度化事例、高強度化メカニズム、および高延性の確保に関する最新のトピックスを紹介し、材料による高強度化機構の違いや共通点についても解説する。 14:55~15:05 休憩 15:05~15:55 5.高強度アルミニウム材の実用化における課題と取り組み 株式会社UACJ 戸次 洋一郎 高強度化技術を実生産に応用する際のスケールアップに伴う課題や、合金設計・プロセス改良による高強度アルミニウム材生産の実例等について紹介する。 15:55~16:45 6.パネルディスカッション 材料ごとの高強度化の特徴とその比較、今後の高強度材料の研究・開発・応用の展望等について、自由討論を実施する。 パネラー:講演者、司会:佐々木 泰祐(世話人) 16:45~16:55 閉会の挨拶 世話人 倉本 繁 (世話人:茨城大学 倉本 繁,物質・材料研究機構 佐々木 泰祐,本田技研工業株式会社 松谷 健司) |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | |
協賛 | 日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鍛造協会,日本鋳造工学会,日本顕微鏡学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,資源・素材学会,自動車技術会,日本ダイカスト協会,溶接学会,粉体粉末冶金協会,日本航空宇宙学会,日本複合材料学会,日本鉄道車輌工業会(依頼中) |
会場 | 貸教室・貸会議室 内海3F教室(〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-6-15 東京学院ビル) 交通:JR総武線水道橋駅西口徒歩1分 |
参加費 | 正会員10,000円 維持・協賛学協会個人会員15,000円 学生会員・協賛学協会学生会員1,000円 非会員20,000円 学生非会員2,000円 ※参加費は3月23日までに必ずお支払いください |
定員 | 100名 ※参加申込締切3月23日(木) |