第113回シンポジウム 「輸送機器のマルチマテリアル」
~迫りくるマルチマテリアル化(適材適所)の時代に向けて~開催期間
開催期間 | 令和元年11月29日(金) 10:00~17:00 |
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※参加申し込み期間は終了しました
概要
概要 | 航空機・鉄道車両・自動車など輸送機器の省エネ化・軽量化が強く望まれている現在,樹脂系複合材料の適用範囲が益々拡大するとともに,アルミニウム合金や難燃性マグネシウム合金などの軽量金属材料や鉄鋼材料も大きな発展を遂げており,今後は,これら金属材料と複合材料を適材適所に配置した「マルチマテリアル化」により,輸送機器のさらなる省エネ化・軽量化・高性能化が期待されています。そのためには,航空機・鉄道車両・自動車の適用材の現状を把握することにより,材料をうまく使いこなす必要があると考えられます。 本シンポジウムにおいては,この分野における専門家の方々から関連技術の動向,開発適用事例などを紹介して頂きます。なお講演会終了後には,講師の方々を交えた総合討論の時間を計画しております。本分野に関心のある,多数の皆様のご参加をお待ちしています。また,正会員(個人)の特典として正会員参加費を新たに設定いたしました。この機会に正会員への入会(入会金なし 年会費8,000円)をご検討ください。 |
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詳細 | プログラム(敬称略) 10:00~10:10 開会の挨拶 10:10~11:10 1. 航空機における材料技術動向 三菱重工業株式会社 高橋 孝幸 航空機における適用材料の変遷と金属材料,複合材料の適用状況及び適用における技術課題を紹介する。 11:10~12:10 2. 鉄道車両における材料技術の経緯とマルチマテリアル化の取組について 川崎重工業株式会社 田口 真 鉄道車両の主に構体構造の材料の変遷とその経過における複合材等の適用によるマルチマテリアル化の検討事例を紹介する。 12:10~13:10 昼食 13:10~14:10 3. 車体のマルチマテリアル化とその要素技術 マツダ株式会社 杉本 幸弘 マルチマテリアル化の技術動向と材料選択の考え方を俯瞰し、構造材料を適材適所に使用するための要素技術(成形/接合/評価解析)を紹介する。 14:10~15:10 4. マルチマテリアル化に向けた複合材料・加工技術の取り組み 首都大学東京 小林 訓史 マルチマテリアル化を念頭に特に炭素繊維強化プラスチックスに関する材料・加工の開発動向や技術課題を概説する。 15:10~15:25 休憩 15:25~16:25 5. マルチマテリアル化に向けた異種材接合の取り組み 大阪大学 中田 一博 アルミニウム/熱可塑性樹脂・CFRPおよびアルミニウム/鉄鋼材料などの異種材料の直接接合の原理と技術展開を概説する。 16:25~16:55 6. 総合討論 司会:世話人 16:55~17:00 閉会の挨拶 (世話人:三菱重工業㈱ 高橋孝幸,㈱総合車両製作所 石川 武,㈱本田技術研究所 谷畑昭人,㈱UACJ 森 久史) |
主催 | 一般社団法人軽金属学会 |
後援 | 公益財団法人軽金属奨学会 |
協賛 | 日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会,日本金属学会,日本鉄鋼協会,日本材料学会,日本機械学会,日本塑性加工学会,日本鋳造工学会,日本顕微鏡学会,軽金属製品協会,軽金属溶接協会,資源・素材学会,自動車技術会,日本ダイカスト協会,溶接学会,粉体粉末冶金協会,表面技術協会,日本航空宇宙学会,複合材学会,高分子学会,接着学会,鉄道車両技術工業会,新構造材料研究技術組合(依頼中) |
会場 | 千葉工業大学 津田沼キャンパス 5号館6階 大会議室 (千葉県習志野市津田沼2-17-1) JR総武線「津田沼駅」(南口)下車,連絡歩道橋を使って徒歩1分 |
参加費 | 正会員 10,000円,維持・協賛学協会員15,000円 学生会員1,000円 非会員25,000円 学生非会員6,000円 |
定員 | 100名 |